ジェフ便り

【千葉vs徳島】レポート:シュート23本も1得点と決定力不足を露呈し、守備の隙を突かれた失点で引き分け

【千葉vs徳島】プレビュー:攻守に献身的な姿勢で粘り強く戦い、連動して相手の裏を取る攻撃でゴールを狙う

2019年09月21日 15:50 by akanuma_keiko
2019年09月21日 15:50 by akanuma_keiko



J1自動昇格を狙える位置(第31節終了時で3位)につけている水戸と対戦した前節(第32節)の千葉。江尻篤彦監督は、GKを鈴木椋大から第16節・長崎戦以来の出場となる佐藤優也に変え、主に2トップの一角もしくはセカンドトップでスタメン出場を続けてきた船山貴之に代わって、第28節・大宮戦以来のスタメン出場となる工藤浩平をトップ下で起用。さらに、第17節・栃木戦からスタメン出場を続けてきた鳥海晃司をスタメンから外し、増嶋竜也と新井一耀のセンターバックコンビで臨んだ。

工藤が相手と相手の間に入りこんでボールを引き出して攻撃のリズムを作り、左サイドから為田大貴が積極的にゴールを狙うプレーを見せて、序盤から優位に戦ったのは千葉だった。佐藤優が果敢なセービングと正確なキャッチングを披露し、第30節・町田戦から3試合連続スタメン出場中の佐藤勇人が攻守でアグレッシブにプレーしていたが、31分、水戸のサイド攻撃からマイナス方向にパスを入れられて失点。しかし、39分、相手のクリアボールを新井がヘディングで前へ送り、茶島雄介のパスを受けたクレーベが思い切りのよいスーパーシュートを決めて同点ゴールを奪った。前半終了間際の水戸の決定機では佐藤優がファインセーブで失点を阻止したが、後半は反撃する水戸の勢いに押されて耐える時間が長かった。だが、60分にクレーベがPKを決めて得た1点リードの状況を守りきって、千葉は今季初の逆転勝利を収めた。

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