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【千葉vs水戸】レポート:攻守に課題は残ってはいるものの、アグレッシブなプレーで今季初の逆転勝利

【千葉vs水戸】レポート:攻守に課題は残ってはいるものの、アグレッシブなプレーで今季初の逆転勝利

2019年09月15日 18:51 by akanuma_keiko
2019年09月15日 18:51 by akanuma_keiko

6分と表示されたアディショナルタイムが過ぎ、試合終了と千葉の勝利を告げる笛の音がフクアリに響き渡ると、安堵して緊張の糸がプツリと切れたのか、思わずその場にしゃがみ込んだ千葉の選手は少なくなかった。試合終了の少し前の時間帯にもかかわらず、誰よりも前へプレッシャーをかけに行っていた佐藤勇人もしゃがみ込んだが、上半身を折るようにしてうずくまり、感極まっていたかのように見えた。すると、そこに90+3分にクレーベに代わって出場していた佐藤寿人がやってきて、双子の兄を後ろから抱きかかえるようにして立たせた。そして、佐藤寿はねぎらうかのように佐藤勇の頭をポンポンと軽く叩き、ピッチの中では健闘を称え合う光景が見られた。

千葉の選手やコーチングスタッフや関係者、千葉を応援する人にとって、待ちに待った歓喜の瞬間だった。千葉は今季初の逆転勝利で、7月31日の第25節・琉球戦以来(フクアリでは7月20日の第23節・福岡戦以来)となる勝点3を獲得した。

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