5連戦のちょうど中間となる第13節・大分戦は0-3で完敗し、攻守ともに修正を図って臨んだ前節(第14節)の徳島戦。守備時には2トップ気味になるようにチアゴ デ レオンソをサウダーニャがサポートし、大分戦よりは改善された前からのプレスだが、攻撃時のボールロストの位置の悪さもあってプレスのスタート位置が低くなるなど、効果的なプレスをかけられたのは、前半のうちの短い時間だけだった。攻撃面では、左ウイングバックでスタメン出場する末吉塁を右ウイングバックに置き、2シャドーの右サイドでサウダーニャがスタメン出場したことで、右サイドで彼らのスピーディーな突破を生かそうとした。しかし、徳島の高いディフェンスラインの裏のスペースを狙うロングパスが多くなり、それがうまく味方に合わずにボールを失う場面が見られた。結局、千葉の決定機といえるのは69分に交代出場した高木俊幸が、81分にカットインから放ったシュートの1回だけ。66分に徳島がディフェンスラインからビルドアップするのを止められず、ゴール前に上がってきた白井永地にうまくシュートを決められ、0-1の敗戦となった。
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