ジェフ便り

【千葉vs岡山】レポート:攻守で前への推進力を発揮するも『1点』が遠い中、交代出場の髙橋の劇的な得点で勝つ

【千葉vs岡山】レポート:攻守で前への推進力を発揮するも『1点』が遠い中、交代出場の髙橋の劇的な得点で勝つ

2022年05月11日 11:18 by akanuma_keiko
2022年05月11日 11:18 by akanuma_keiko

千葉にとっては非常に大きな1勝となった。それでも、獲得した勝点は3で、それ以上に増えることはない。ただ、今後の千葉に与える影響は3以上の大きなものとなりそうだ。その大きな要因は、攻守で『前へ』の姿勢が見え、それによって攻守の切り替えのスピードが上がり、球際での勝負でしっかりと戦えたことにある。また、スタメン起用された米倉恒貴の攻守両面での推進力、左利きならではの佐々木翔悟のサイドチェンジなどの攻撃参加、小林祐介のパスカット&縦パスなどの効果に加え、本来の位置とは左右を入れ替えた2シャドーの見木友哉と高木俊幸をどちらかのサイドに固定せずにプレーさせたことなども、千葉が優位に戦えた要因となった。そして、なんといっても特筆すべきなのは、87分からの出場で自ら起点になるパスを出してからゴールを奪った髙橋壱晟の活躍だ。今季はここまで出場機会を多く得てこなかった選手たちの奮闘が、勝利を引き寄せたことは間違いない。第13節・大分戦、第14節・徳島戦で今季2度目の連敗を喫し、攻守の課題が改めて浮き彫りになっていた千葉は、今節の勝利でそういった課題がクリアになったわけではない。ただ、改めて攻守でやるべきベースを再確認し、さらなる攻守のレベルアップに向けて再スタートを切ったといえるのかもしれない。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

小林慶行監督「今回(秋田戦)の経験をしっかりと自分たちの経験値としてプラスアルファされた状態で、次に立ち向かって本当に大きな力を出していかなければいけない」

小林慶行監督「今回(秋田戦)の経験をしっかりと自分たちの経験値としてプラスアルファされた状態で、次に立ち向かって本当に大きな力を出していかなければいけない」

[重要なおしらせ]ジェフ便り 4月末でのサービス終了のおしらせ

小林慶行監督「今回(秋田戦)の経験をしっかりと自分たちの経験値としてプラスアルファされた状態で、次に立ち向かって本当に大きな力を出していかなければいけない」

【千葉vs秋田】レポート:数的不利の秋田の粘り強い守備を崩す工夫を欠き、『際』の勝負で競り勝てずに逆転負け

【千葉vs秋田】レポート:数的不利の秋田の粘り強い守備を崩す工夫を欠き、『際』の勝負で競り勝てずに逆転負け

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)