ジェフ便り

【千葉vs秋田】レポート:数的不利の秋田の粘り強い守備を崩す工夫を欠き、『際』の勝負で競り勝てずに逆転負け

【千葉vs秋田】プレビュー:ファーストバトルとセカンドボールの回収で勝ち、推進力のある攻撃で得点と勝利を狙う

2024年04月21日 11:01 by akanuma_keiko
2024年04月21日 11:01 by akanuma_keiko

 J1リーグ時代は圧倒的に勝率が高かった大分との対戦となった前節(第10節)は、試合開始早々の5分に小森飛絢が先制点を奪い、その後に多くの決定機を作った千葉。しかし、大分の粘り強い守備、千葉のシュートの精度不足もあり、次の『1点』がなかなか奪えない。さらに、前半の半ば過ぎから大分が立ち位置や攻め方を工夫し、千葉の前からのプレスがかかりにくい時間帯もあった。後半開始時にボールが収まる長沢駿を交代出場させ、反撃の勢いを強めにかかった大分は51分、CKの流れから渡邉新太が同点ゴールを奪う。何とか勝ち越しゴールを奪いたい千葉は攻勢を強め、さらに決定機を作っていくが、どうしてもあと『1点』が遠い。結局、1-1の引き分けに終わり、1-0で勝った第9節では2017シーズンのJ2第40節以来となる徳島戦の勝利となったものの、2018シーズンから昨季までの対戦成績は1分5敗と近年は相性の悪い大分にまたも勝ちきれなかった。前節終了時点での戦績は4勝2分4敗の勝点14で10位。J2優勝でのJ1昇格を目指す千葉にとって、前節終了時点で首位の清水とは勝点差8、J1自動昇格圏内の2位の長崎との勝点差は7と、4月19日の試合後のオンライン取材で鈴木大輔が口にしたように「まだまだ危機感を持ってやらなきゃいけない」状況と言える。

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