真夏のような強い陽射しが照りつけていたものの、湿度が低いため風が吹くと爽やかに感じられた5月30日のユナイテッドパーク。とはいえ、気温の高さと肌を刺すような陽射しの影響をもろに受けた状態でトレーニングに励む選手たちは、少し動くと汗びっしょりとなり、こまめに飲水をしていた。
この日のGK陣のトレーニングは、筆者が見ていた時のメニューではシュートストップというよりは、ボールを保持してから味方に渡すビルドアップの部分を意識したものになっていた。まずサイドから上がったハイボールをキャッチすると、中央に向かって持った簿ボールをスローイング。すぐさま、自分の前から来たボールをコントロールすると、前へ蹴り出すというものだった。一つひとつのプレーの間に時間的な余裕はなく、連続して素早くプレーすることが求められた。
【写真】GK陣のビルドアップに関わる部分も含めたトレーニングで、ハイボールをガッチリとキャッチする佐藤優也。
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