千葉にとって非常に悔しい結果となった。公式記録では試合を通して12本、後半の猛攻では9本のシュートを打ったものの無得点。また、スコアレスドローに終わった前節(第6節・水戸戦)ではいいパスが入らず、試合を通してシュートがわずか1本に終わった小森飛絢は、今節では6本(後半は5本)のシュートを打てていた。ただし、難しい体勢でのものもあり、小森に対する相手のマークの厳しさや小森自身の状況判断とともに、小森以外の選手がいかにシュートを打っていくかという組織面も気になった。いかにフィニッシュに持っていくかという組み立ての部分での共通認識やアイデア、そしてプレーそのものの精度。今季の開幕時から数試合は複数得点が取れていたことから、あまり注目されていなかった部分の問題点が、次第に露わになってきたといえる。また、今節の対戦相手の熊本には決定機を多くは作らせていなかったが、競り合い時に風間宏矢の動きがファウルと判定され、熊本に与えられたPKを決められて失点。結果的にこの『1点』が重くのしかかる形で千葉は0-1で敗れ、今節を含めた直近4試合は1分3敗と苦しい状況となった。
【仙台vs千葉】プレビュー:『際』の勝負…
■明治安田J2リーグ 第12節 4月27日(土)仙台 0-2 千葉(14:03…
読者コメント