第5節・清水戦まで無失点試合が第2節・藤枝戦だけで、第4節・鹿児島戦は4失点、前述の清水戦は3失点と複数失点が続いていた千葉。しかし、前節(第6節)の水戸戦は、水戸の決定力不足に助けられた場面もあったとはいえ、チーム全体として最後のところで体を張る守備を見せ、鈴木大輔に代わってスタメン出場した久保庭良太がスピードのあるカバーリングを披露するなどして、失点をゼロに抑えた。ただ、その一方で、今季のJ2リーグ戦では前述の清水戦まで無得点試合がなかったのが、前節は無得点に終わり、結果はスコアレスドローで勝点1を得るというものだった。3月28日のオンラインでの囲み取材で筆者の質問に答えた小林慶行監督は、水戸戦でのピッチ状態の悪さを改めて口にして、その影響による攻撃時の技術的な一つひとつの細かいミスから、フィニッシュまでのプレーに少しずつズレが出て相手の守備に阻まれたと話した。そして、その改善はトレーニングでやっていくしかないということなのだが、ピッチ状態を考慮したプレーをより意識してゴールを奪う作業をしなければならない必要性を感じさせられた一戦となった。
【仙台vs千葉】プレビュー:『際』の勝負…
■明治安田J2リーグ 第12節 4月27日(土)仙台 0-2 千葉(14:03…
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