千葉と清水、両チームのサポーターではなく、中立の立場のサッカーファンであるならば、見ていてこれほどおもしろい試合はないのではないか。完全ではなかったにしても、両チームが今、発揮できる力を一つひとつのプレーに込めた一戦は、『1点』を争う攻防が繰り広げられる、ヒリヒリした雰囲気の好ゲームとなった。特に前半は清水が押し気味に試合を進め、決定機を複数作ったものの、千葉の選手たちが最後のところで体を張り、清水の選手をそう簡単には自由にプレーさせない。それもあって清水の決定機でシュートが千葉ゴールを割ることはなかった。後半に入ると、両チームとも選手交代で流れをつかみ、そしてゴールを奪って勝ちきろうと動く。その交代策が実を結んだのが千葉だった。88分、西久保駿介のロングスローからの流れで、千葉は米倉恒貴が第13節・山口戦以来の今季2得点目のゴールをゲット。千葉はその後の清水の反撃を抑え、1-0で勝って今季初の連勝となった。
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