甲府と対戦した前節(第15節)の千葉は特に前半、点取り屋であり、前線で起点になるピーター ウタカを厳しくマークし、彼に入る縦パスを読んでカット。粘り強く体を張って守り、前半の途中までは右サイド、前半の中盤以降は左サイドから仕掛けて攻めた。試合開始早々にあったブワニカ啓太の決定機はモノにできなかったが、その後は千葉がやや優位に試合を進めた。29分、日高大のCKからの流れで、日高のマイナス方向のクロスを受けた見木友哉がボレーシュートを決め、彼の今季初得点で千葉が先制。その後、前半には再びブワニカ、そして日高に決定機があったが、甲府の守備やシュートの精度の問題もあって追加点とはならなかった。後半は前半の問題点の修正を図って千葉の前からのプレスをかわし、選手交代や4バックから3バックへのフォーメーション変更を行なった甲府が攻める展開となった。千葉はボールを奪ってもうまく前へ運ぶことができず、なかなか自分たちの時間を作れない。苦しい展開の中、最後まで我慢強く戦った千葉が1-0で勝った。
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