山口と対戦した前節(第13節)は3連戦の2戦目で、1-0で勝った第12節・大宮戦から3人の選手を変えて臨んだ。前半の半ばまではダイレクトパスをうまく使った山口のパスワークに対して、千葉の守備がうまく機能しなかったが、修正を図って次第にリズムをつかんだ。それでも、攻撃では選手個々のミスや連係ミスもあり、決定機を作るまでにはなかなか至らない。後半も思うように決定気が作れない中、71分、千葉は自陣の右サイドからのクロスに交代出場の山口の皆川佑介にうまく右足を合わされ、失点してしまう。だが、74分に髙橋壱晟に代わって風間宏矢が交代出場すると、相手の嫌なところにポジションをとりながら、味方を生かす風間のプレーが効果を発揮。90分、うまくタメを作り、交代で今季初出場を果たした米倉恒貴の動き出しとパスを要求するジェスチャーを見逃さず、絶妙なラストパスを出すと米倉が値千金の同点ゴールをゲット。その後も米倉、椿直起、ブワニカ啓太と交代出場の選手が決定機を迎えるが、山口のGKの吉満大介のファインセーブもあり、逆転ゴールを奪えない。結局、1-1の引き分けに終わり、今季初の連勝達成はまたも持ち越しとなった。
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