磐田の選手個々の技術や戦術理解のクオリティの高さもあって、磐田が主導権を握る時間帯が長かったとはいえ、両チームの決定機数は大きく変わらず、むしろ千葉のほうが多かった。しかし、結果は1-0で磐田の勝利。ここぞという勝負所でシュートを決められるかどうかという『決定力』の差で、1本のシュートを決めた磐田が勝点3を得たのに対して千葉は勝点ゼロと明暗が分かれた。千葉にとって悔やまれるのは決定力の問題だけではなく、対磐田の分析を踏まえて採用した3-1-4-2のフォーメーションの3ボランチが、今節での磐田のサイドをうまく使った攻撃には予想していたほどにはうまくハマらなかったことだ。それでも、前半は千葉が6本のシュートを打ったように、フィニッシュに持ち込む攻撃ができていた。だが、後半は磐田にボールを握られる時間が増え、さらに千葉は磐田のブロック守備を崩せずに主導権を握られた。
【千葉vs町田】プレビュー:首位の町田を…
■明治安田生命J2リーグ 第19節 6月3日(土)千葉vs町田(14:00KI…
読者コメント