●佐藤勇人選手:
Q:チームがなかなか難しい状況の中で、勇人選手は(スタメン出場が第21節・徳島戦以来で、交代出場は第27節・鹿児島戦以来の)久しぶりのスタメン出場でしたが、どういうふうな形で試合に入ろうというのがあったのでしょうか。
「けっこう試合前とかウォーミングアップ中、ロッカールームとかでいろんな選手に声をかけたんですけど、自分はピッチの外から、スタンドやベンチで試合を見ていることが多かったんですけど、その中でみんながすごくプレッシャーを感じているなと思いました。勝たなくちゃいけない。でも、勝てていない。連敗している。そういうところですごくプレッシャーを感じている中、トレーニングもそういう雰囲気があったので、それを感じられるのもやっぱりプロのスポーツ選手、サッカー選手ということで、最後はもう楽しんでやれるぐらいな気持ちでやろうといいました。それはたぶん自分にも言い聞かせていたと思うんですけど、このタイミングで自分にチャンスが来て、自分の役割というのはハッキリしているし、自分はやっぱり一番今のチーム状況とか、4連敗していて順位的にもすごく厳しいところで、どうにかしないといけないというのは自分もすごく強く思っているところだったので、自分に言い聞かせるつもりと、あとはみんなに伝えることでそういう話はしました。失点した後とかも町田の勢いに呑まれることなく、しっかりと対応できてチャンスもカウンター攻撃とかで作って、まあ、そのあたりは今までにはなかった部分だと思うのでよかったかなと思う。
ただ、現に勝点3を取れていないし、勝点3を取らないとここから抜け出せないのも事実なので、そういう意味でもやっぱりしっかりとみんなで準備して、1ポイントをアウェイで取ってというところも、そのあとにみんなで話をして、次に向けて準備をしていきたい。またアウェイゲーム(第31節・新潟戦)になるので、少しずつでも勝点を積み重ねて順位を上げていかないと、そのサッカー選手である意味とかそういうものがもったいないと思うので、今の環境で満足しちゃったりしていたらもったいないので、やっぱり選手である以上、目の前の試合とか、ピッチに立った以上はやっぱり1つずつ勝って、自分の価値とかチームの価値というのを上げなくちゃいけないので、それに向けてみんなで取り組んでいこうという話はこれからもしていきたいです」
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