【写真】ピッチの半面のコートで行なった、フィールドプレーヤーが8対8にフリーマンが1人のゲーム形式のトレーニングで、選手にボールの動かし方や動き方を指示する江尻篤彦監督。
●江尻篤彦監督:
Q:今節(第29節・甲府戦)は連敗を止めるためにも、しかもホームゲームということで、J1参入プレーオフ進出圏内へ上がって行くにも本当に大事な一戦になりますね。
「はい、そうですね」
Q:そのためのトレーニングの落とし込み、そして選手の様子はいかがですか。
「まず(第28節)大宮戦でできたこと、できなかったことは整理しなきゃいけないかなと。相手というよりは自分たちが何をしなきゃいけないかということのほうが重要だと思っているので、それを今日のトレーニングなどでもやりましたし、あとは選手に顔を上げて思い切ってやらせられるように(試合のピッチに)送り込みたいなとは思っています」
Q:今日は熱のある、2時間を超えるトレーニングでしたね。
「そうでしたか? トレーニングをやったって結果が出ないから(苦笑)。でも、やれないことは追求していかなきゃいけないのと、本当にちょっとした個人戦術の部分がすごくウェイトを占めている課題が多いので。フィジカル的な問題というか、(トレーニングを)長い時間やったからといってそういうものが解消できるとかそういう問題ではないけれども、やはりこれはトレーニングでの落とし込みでしつこく言っていくしかないので。本当に大宮戦の1失点目なんかはもったいなかった。CKを取られてしまって、相手のストロングな部分をみすみす我々が相手にくれてあげたような失点から、自分たちがプランニングを立てたことができなかったというところなので。やはりやれないことは徹底的にやっていかなければ、次につながらないと思います。僕はさておいて、このチームの未来を考えると、何年も選手がやっていく上で、そういうところを修正してあげないと。今、次の試合がこうだからではなくて、これは永遠につながるテーマになってしまうと思っているので、それはちょっと時間をかけて修正したいなと思っています」
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