大宮と対戦した前節(第28節)での千葉は、大宮の前線のキーマンであるロビン シモヴィッチを自由にさせないように抑え、攻守の要であるダブルボランチの小島幹敏と石川俊輝にプレッシャーをかけるため、江尻篤彦監督がダブルボランチから小島秀仁のアンカー、熊谷アンドリューと工藤浩平のインサイドハーフにシステムを変更した。だが、試合開始早々の9分にCKから失点したことで、本来であれば反撃して前への推進力を出すべきところで、千葉は後ろに重い戦いぶりとなってしまった。プレッシャーをかけて球際で相手に勝つという部分もやりきれず、27分にサイド攻撃から失点。前半のうちにシステム変更をしてもよかったはずだが、後半からダブルボランチに変えた千葉は、交代出場した見木友哉と安田理大が前への推進力を発揮し、シンプルにクレーベやゴール前にボールを入れる形で攻撃を活性化させた。86分に見木が安田のパスを大宮のイッペイ シノヅカがうまくクリアできなかったあとのボールに反応して1点を返し、その後も決定機があったがモノにできずに1-2で敗れた。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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