第30節終了時点で6位の東京Vと対戦した前節(第31節)の千葉。前半は思うように攻撃ができなかったため決定機が作れなかったが、主導権を握っていたはずの東京Vの決定機は2回だけで、それもルイス オヘーダが好セーブで失点を阻止した。修正を図って臨んだ後半は51分にラリベイがこぼれ球をうまくシュートして先制したが、56分、千葉陣内の左サイドからの攻撃でドウグラス ヴィエイラをフリーにするミスもあって失点。さらに62分、ドウグラス ヴィエイラがディフェンスラインの裏へのパスを受けて飛び出すのに近藤直也と若狭大志が挟むように並走していたが、ペナルティエリアの外に出てきたルイス オヘーダのヘディングのクリアは小さく、クリアボールを拾った梶川諒太に見事なループシュートを決められて逆転された。すると、フアン エスナイデル監督は3トップの右サイドでスタメン出場していたホルヘ サリーナスに代えて大久保裕樹を入れ、4バックから3バックに変更。穴のないようにしっかり守りつつ、両サイドバックの山本真希と乾貴哉をウイングバックとして高い位置に置いて反撃した。71分、矢田旭のCKがファーサイドに流れたのを山本真が折り返すと、それを拾った矢田が入れたクロスから大久保がヘディングシュートで千葉加入後初得点となる同点ゴールをゲット。その勢いのまま逆転したかった千葉だが、互いにその後の決定機をモノにできずに2-2で引き分けた。
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