5連戦の3戦目だった今節だが、千葉の尹晶煥監督最近は試合にあまり出ていない選手の走力や運動量を期待して前節(第36節・山口戦)からスタメンを5人変更したのに対して、磐田の鈴木政一監督は6試合ぶりの勝利を収めた前節(第36節・琉球戦)からスタメンを変更しなかった。だが、試合が終わってみれば、試合後のオンラインの記者会見で尹晶煥監督が「前節で勝利したメンバーのままで勢いを持って戦いたかったが、新しい選手を入れることで活性化しようと試みた。だが、そこがうまくいかなかったところで、全体的に組織的な守備ができなかった」と振り返ったように、スタメン変更が裏目に出た。磐田は攻守ともに連動性の高いプレーを見せたが、前半の千葉は前からのプレスがうまくハマらず、攻撃に転じても前線での収まりが悪いため、フィニッシュに持ちこめなかった。
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