●横山暁之選手:
Q:開幕戦は残念な結果(山形に2-3の敗戦)に終わりましたが、横山選手としては初めてジェフのユニフォームを着てのホームのフクアリでのプレーとなりました。試合終了間際の横山選手のゴールは、あいさつ代わりというか名刺代わりの一発となったのではないかと思います。そのあたりについてはいかがですか。
「まずフクアリで入場する時に、すごくいい雰囲気を作ってくださっていたので、何ていうんですかね、すごく心強かった記憶があります。ゴールに関しては、僕の中では取れてラッキーだったなあというぐらいの感覚なんですけど、でも、やっぱり周りからの評価だったり、試合をフルタイム見るという人よりかはハイライトで見る人も多いので、なんか1つ結果として出たというのはすごく評価されているなという実感を得られることができています」
Q:すっかりチームにも馴染んでいるのではないかと想像するのですが、トレーニングのサイクル、例えば千葉はオフ明けからかなり強度と質が高い内容のトレーニングで、負荷を上げているチームなのではないかと思います。そういったトレーニングのサイクルや内容にも慣れましたか。
「そうですね。慣れましたね。トレーニングのサイクルは特に問題なく、強度に関しても藤枝にいた時から高い練習をしていたので、練習がきついなと感じることはそんなにないですね。ただ、藤枝の時は人工芝のグラウンドがメインで、天然芝(のグラウンド)でこうやって毎日練習するということが、自分の人生の中で今までないので。ここの(天然の)芝生に慣れていないなというのがあって、天然芝に慣れていないJリーガーだなって思いましたね(笑)。でも、慣れてきたと思います。天然芝と人工芝とではやっぱりボールタッチの感覚みたいなのもちょっと違いますし、パスもそうだし、シュートもそうだし、ドリブルもそうだし、なんか違うんですよね、感覚が。なので、いつも人工芝で練習をしていると、いざ試合で天然芝ってなるとなんかちょっと違うなってなるんですけど、でも、天然芝でいつも練習中もたくさん水を撒いてくれていますし、より試合に近い状況で普段から練習ができているので、より技術を発揮しやすい状況にはなっていると思います。コンディションの部分でも体への負荷という部分でも、すごく適応してきているなと感じています」
Q:今節は古巣の藤枝との対戦になります。ご自身としては成長を見せたい一戦になると思いますが、シーズン当初のこの時期に対戦したかったのか、もう少し先で対戦したかったのか、どのように思われますか。
「うーん、特別、どっちが良かったというのはないですけど。改めて藤枝戦に向けて1週間、体や気持ちを作っていくうえで、こんなにワクワクする1週間は今まで経験したことがないなというふうに感じています」
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