J1昇格プレーオフ進出を争うチームの11月4日の試合結果により、千葉は11月5日開催の第41節・群馬戦に勝てばJ1昇格プレーオフ進出が確定することになった。対する群馬はJ1昇格プレーオフ進出の可能性が消滅していたが、今季のJ2リーグ戦のホーム最終戦。互いに必勝態勢で臨んだ一戦は、前半、千葉がボールを保持して攻め、風間宏矢のクロスバー直撃でノーゴールとなったシュート2本など、群馬のGKの櫛引政敏の好守もあり、決定機を複数作るも決めきれない。一方の群馬はGKからしっかりとパスをつなぐビルドアップをメインに、前線のスペースを突くパスを織り交ぜながら攻め、やはり前半から決定機を作った。だが、0-0のまま後半を迎え、先制点を奪ったのは群馬。千葉としては組織的なブロックで堅守を誇る群馬に先制点を奪われることは避けたかったが、CKのクリアボールが短くなったこと、群馬の中塩大貴へのマークが甘かったことから、64分に痛恨の失点。しかし、交代出場の椿直起のドリブルでの仕掛け、同じく交代出場の福満隆貴の連係プレーで群馬を揺さぶり、77分、福満のパスを受けた田中和樹が決定的なシュート。群馬のGKの櫛引にセーブされたが、こぼれ球を田中が蹴り込んで同点とする。そして、田口泰士のシュートが群馬の酒井崇一の腕に当たったとして千葉にPKが与えられ、89分、このPKを交代出場の呉屋大翔がきっちりと決めた。群馬の反撃をしのいだ千葉が2-1の逆転勝利で、2017年シーズン以来のJ1昇格プレーオフ進出を確定した。
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