ジェフ便り

【千葉vs長崎】レポート:シュート20本で1得点の決定力不足、ミス絡みの3失点での逆転負けで最終順位は6位

小林慶行監督「自分たちがずっと表現しようとしていることに対してトライしていく。なおかつ、それを表現して勝点3をもぎ取る。それで、来てくれた方達と喜び合って、いい時間を作っていきたい、つかみ取りたい」

2023年11月12日 10:20 by akanuma_keiko
2023年11月12日 10:20 by akanuma_keiko

〇小林慶行監督


Q:当然、今までも何度も小林監督の口から「目の前の試合」というお話がありましたが、ただ、前節(第41節・群馬戦)の勝利でJ1昇格プレーオフ進出を決めたということで、率直な感想、気持ちを教えてください。
「うーん、もちろん嬉しいですし、ホッとしたというか、そういう気持ちが一番ありました」


Q:J1昇格プレーオフ進出を決めたことに関して、選手にはどのような言葉をかけたのでしょうか。
「決めたことに関しては、特には触れていないとは思います。また目の前の試合に対して準備をしていこうということと、あのゲーム(群馬戦)に対して『素晴らしいゲームだったね』というような話を、それしか言葉ないというような話はしました」

Q:今週の前節の振り返りなどのミーティングの中で、選手と共有した部分について教えてください。
「今週のミーティングでは、群馬戦で起きたこと、前半のところで特にゲームを見返してみても、問題が起きたというふうに捉えられるのは相手のゴールキックのところ、GKを使ってのビルドアップのところで、それは彼らのストロングでもあって、だけど、俺たちは前から行くんだというものをもちろん出しに行ったというところで、若干、上回られたねというところです。ただ、それ(前からのプレス)を外されたからといって何かが起きたわけじゃないよねというところをもう一回確認して、じゃあ、自分たちの判断としてはやっぱりそれ(相手のビルドアップのところでのボール)を取れる気がしないなというところが、前の選手たちの意見であったので。ハーフタイムに修正して、ハーフタイム以降はこういった形になったんだよねという部分の整理で、その時に、その違う形をとる時にはこういう部分を気をつけようということであるとかは整理しました。

ただ、選手たちに伝えたのは、例えこういう部分にストロングを持っている相手であっても、俺たちは前から(ボールを)奪いたいんだというところで、だからあともう少しの強度があればとれたんじゃないかって思うという部分、それをやっぱりもう少しでも作りたかったというところは、最終的には(話しました)。やっぱり自分たちのスタイルを維持するためには、どんな相手でもそうですけど、自分たちのスタイルを出すためにも、『それを相手に上回られてしまうと、じゃあ、スタイルを出せませんね』で終わってしまう話なので。自分たちの目指すべきところは改めて共有というか、明確にすること。それを、今回は悔しいけれども、相手のストロングで上回られてしまったねというところ、あともうちょっとの強度を出せなかったのかというところは前提にありながら、ただ、それでもうまくいかなかった時は、じゃあ、こういうような形でやっていくよという部分の確認はしました」

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