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【千葉vs秋田】レポート:球際のバトルで負けず攻守でハードワークし、髙橋のクロスから生まれた2得点で秋田に初勝利

【千葉vs秋田】レポート:球際のバトルで負けず攻守でハードワークし、髙橋のクロスから生まれた2得点で秋田に初勝利

2023年09月16日 06:48 by akanuma_keiko
2023年09月16日 06:48 by akanuma_keiko

千葉の今季初の4連勝、クラブ史上初のホームゲーム6連勝は、対秋田戦の初勝利によって達成された。通算対戦成績は千葉の1分4敗と未勝利のうえに、その5試合での千葉の得点数はわずか1。千葉にとって秋田は非常に相性の悪いチームだった。だが、今節では試合開始早々の3分に髙橋壱晟のクロスからドゥドゥが先制点をゲット。その後は千葉が押し気味に試合を進めたものの、試合後の記者会見で千葉の小林慶行監督は「相手にボールを持たされて嫌な感じだった」と振り返った。選手たちの中には、ボールを持たされたと感じている者、そこまでは感じていなかった者がいたが、実際のところ千葉はボールを持って攻めてはいても、先制後は秋田を脅かす決定機を作れなかった。その一方で、前半のうちに秋田にワンチャンスを確実に決められ、同点に追いつかれてしまう。選手たちに焦りや動揺はなかったものの、対秋田戦の難しさを感じさせる失点だった。ただ、今節では前への推進力を失わずに後半も攻めの姿勢を貫いたことが、髙橋のクロスから生まれたオウンゴールとはいえ、秋田戦で初となる1試合2得点での決勝ゴールにつながった。終盤の秋田の連続の決定機は、秋田のシュートの精度不足にも助けられたが、千葉の粘り強い守備も見られた。今季、レベルアップしてきた千葉の攻守のハードワークが、ハードワークを信条とする秋田にも引けを取らないことが証明できた、対秋田戦の初勝利だった。

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