○小林慶行監督
Q:第31節・藤枝戦、第32節・磐田戦と前半に3点リードして、後半に2失点するという、ゲームとしてはもったいない流れが続いた中で、前節(第33節・熊本戦)でクリーンシートができたというのは非常に大きかったと思います。サッカーだからもちろんいいところも悪いところもゲームの中で当然あるかと思いますが、それを踏まえて改めてミーティングの中で選手たちに話したことがあれば、教えてください。
「いや、ミーティングでは特に話したことはないですね。もう、いつもどおり続けていくというスタンスしかないので。その中でもちろん試合後に(記者会見で)皆さんにお伝えしたように、やはり(失点を)ゼロで終えられたというのはすごく大きいというのは、その2試合連続で後半はあのような形で失点していたというところで、後半は守り抜くことに必至になっていた自分たちというところがあったので、やはりそういうところではゼロで終えられたというところはすごく大きなゲームになりました。とはいえ、最後の最後のところで少し危ない場面は間違いなく作られているので、そういうところの局面での対応はどんなことができたのかというところは整理しましたけど、特に改めてあのゲームに関して何がというところはなかったです。やっぱり普段からトレーニングで自分たちが表現していることを、しっかりとピッチで表現できたゲームだったと思ったからです」
Q:目の前の試合に勝つということが一番大事だと思いますが、改めて前節終了時点での順位表を見ると、J1昇格プレーオフ進出圏内の6位にいるチームまで勝点差2と迫って、特にこれからの一戦、一戦は得失点差というものが絡むということになると、非常に大きな数字での価値を占めてくると思います。前節終了時点でゼロまで持ってきた得失点差と、勝点48まで積み上げてきたことに対してはいかがでしょうか。
「うーん、まだ自分たちは11位ですし、今シーズンが始まる前から言っているように、過去のクラブの自分たちの流れを見た時には、明確に自分たちは挑戦者なので、今の順位を考えた時にはまだまだ挑戦しないといけないことがたくさんあるなというところです。あくまでも挑戦者として、目の前の1試合で100パーセント出すということにトライし続けるというようなスタンスでやっていきたいと思っています」
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