J2リーグでの対戦成績は1分3敗と相性が非常に悪い秋田と対戦した前節(第5節)の千葉は、特に前半には前からプレスをかけてボールを奪い、ゴールを狙うという攻撃ができていた時間が長かった。秋田が帰陣する前のゴール前のスペースを狙うパス、サイドチェンジのパスを使い、決定機を作ろうとしたが、クロスを含めたラストパスの精度、さらにはシュートの精度を欠いた。前半終了間際にGKの新井章太が負傷し、45分に鈴木椋大と交代するアクシデントが発生。それでも、秋田に多くの決定機を作らせなかったが、53分、セットプレーの攻撃が得意な秋田のロングスローでヘディングシュートを決められてしまう。今季の千葉はセットプレーでの失点が多く、この失点シーンでも得点者に対してしっかりと競りきれていないという守備の問題点が出た。後半も65分過ぎからは千葉が押し込む展開が続いたが、終盤に鈴木大輔を前に上げるパワープレーも実らず、今季のJ2リーグ戦では初の無得点に終わり、1-0の敗戦となった。
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