千葉にとって痛恨の敗戦となった。公式記録のシュート数は千葉が10本に対して、山形は6本。そして、山形の決定機数は2得点の場面くらいだったが、千葉には4回あった。だが、千葉は無得点に終わり、『勝たなければならない試合』で、今季の最大の課題といえる決定力不足を露呈。さらに、ボールを持って攻めた時間帯でフィニッシュに持ち込む形の細部の工夫を欠いた感があった。千葉の前線の選手の長身を生かそうとする、スピードが緩めのハイボールのクロスが多かったが、そのクロスの入れ方はアーリークロスがほとんどで、それは山形のGKの後藤雅明とDF陣にとっては守りやすい形だった。これは今季の千葉のクロスの傾向であり、相手が嫌がる攻撃ということを考えると改善すべき点であることは間違いない。
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