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【町田vs千葉】レポート:攻撃は課題が多い中で見木が値千金のゴールを奪い、我慢強い守備で4試合連続無失点

【町田vs千葉】レポート:攻撃は課題が多い中で見木が値千金のゴールを奪い、我慢強い守備で4試合連続無失点

2021年10月12日 12:54 by akanuma_keiko
2021年10月12日 12:54 by akanuma_keiko

ボールを保持して主導権を握り続けた時間が長かったものの、『1点』を取りきれずにスコアレスドローに終わったのが前節(第32節・松本戦)ならば、相手に多くの決定機を作らせなかったのは前節と同じでも、押される展開が多かった中で『1点』を奪って無失点で勝ちきったのが千葉の今節だった。ダイレクトを交えたパスワークで攻める町田の攻撃に粘り強く対応し、これで第30節・相模原戦から4試合連続無失点。守備での安定感は得られつつある一方で、決定力不足による得点力不足が課題となっているが、今節に関してはシュート数が前節の18本に対して3分の1以下の5本。フィニッシュに持ちこむ過程に課題が残ったのだが、それでも見木友哉が値千金のゴールを奪った。内容が悪くても勝てるチームが強いというが、千葉の場合は前節のように内容が良くても勝てない試合があった。それだけに、今節で得た勝点3は、鈴木大輔が試合後のオンラインでの囲み取材で筆者の質問に答える形で話したように、「自信につなげていきたい」ものといえる。

今節の千葉のスタメンは、前節から2人の交代となった。3バックの左サイドが髙橋壱晟から前節は累積警告による出場停止だった鈴木大輔に代わり、前節は42分に脳震盪による疑いで交代となった髙橋は今節でベンチ入りした。そして、2シャドーの右サイドが船山貴之からサウダーニャに代わり、交代出場時にはこのポジションでプレーしたことのあるサウダーニャにとって、スタメンでこのポジションに入るのは初めての試合となった。

一方、今節の町田のスタメンは、1-2で磐田に破れた前節(第32節)から3人変更となった。左サイドバックが土居柊太から三鬼海に、右サイドハーフが太田修介から吉尾海夏に、1トップが中島裕希から前回対戦(第15節)で得点したドゥドゥに変わった。ドゥドゥは千葉との前回対戦時以来となる、18試合ぶりのスタメンということだった。

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