横浜FCと対戦した前節(第9節)では、前半にボールを保持して優位に戦った千葉だったが、攻撃時の動きに工夫や意外性がなく、イージーミスも見られた。連係面で詰めきれていないからか相手の守備を崩しきれず、この試合の決定機は前半に高橋壱晟のシュートが横浜FCのGKの高丘陽平にセーブされた場面だけだった。後半開始時から千葉は3トップの左サイドでスタートした船山貴之が前半はサイドの奥深くまで侵入できていなかったことから、右サイドの清武功暉と位置を入れ替えて改善を図った。だが、同じく後半開始時から横浜FCがシステムを4バックから3バックに変え、前半は千葉が使っていたサイドのスペースをケア。千葉はミスからのボールロストでカウンター攻撃を受けることが多くなり、1対1の局面で相手に競り勝てずミドルシュートなどで連続4失点。選手交代で打開を図って反撃するも、結局、1点も奪えずに大敗となった。
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