この試合の前日(11月4日)に開催されたJ1昇格プレーオフ進出を争うライバルチームの試合結果により、今節で勝てば千葉のJ1昇格プレーオフ進出が決まることになった。思うようには結果が出なかったJ2リーグ戦の前半戦を経て、結果を出すために改めて心身両面、技術と戦術を磨き、一戦必勝で試合に臨み続けてきた千葉。だが、第38節・水戸戦は1人少なくなった相手に逆転勝ちできず、1-1の引き分けに終わり、第39節・東京V戦は前半に2-0とリードしながらも、後半の序盤にあったPKのチャンスをモノにできないでいると、後半の3失点で2-3と痛恨の逆転負け。勝つことの難しさを痛感し、自分たちがやるべきことへの意識を強め、チャレンジャーとして挑んだ前節(第40節・いわき戦)もまた勝ちきる難しさを思い知らされた。ただ一つ、直近の2試合と違ったのは、土壇場に交代出場の小森飛絢が決勝ゴールを奪い、1-0で勝ちきったことだ。しかし、千葉は今節もまた勝つことの難しさを思い知らされた。前半から連続で決定機を逃し続けると、後半にセットプレーから失点。負ければ今節終了時点でJ1昇格プレーオフ進出圏内から転落するところだったが、その後の決定機を確実にモノにして2得点し、千葉は逆転勝ちで勝点3を獲得。2017年シーズン以来となるJ1昇格プレーオフ進出を決めた。
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