岡山と対戦した今節は5-0という予想外の大勝で、千葉は2017シーズンに記録したクラブの最多連勝記録と並ぶ7連勝となった。今季の前回対戦(第6節)までの対戦成績は、通算で千葉の14勝6分7敗、直近の5試合でも千葉の3勝2分と、千葉が圧倒的に有利ではあった。しかし、今季の第6節は1-1の引き分けで、昨季の第15節は千葉が1-0の勝利、第29節は1-1と拮抗しており、得点しても1点どまりだった。千葉が接戦をモノにする試合も多いながらも、6連勝中と絶好調だったとはいえ、岡山もまた直近5試合は4勝1敗で、その1敗の第35節・山形戦(スコアは0-2)は、体調不良などで中心選手の柳育崇、田部井涼、坂本一彩が欠場していた。厳しい戦いが予想されたが、千葉が前線からの連動したプレスで岡山に流れの中からは簡単に決定機を作らせない。岡山の強みであるセットプレーの攻撃にも千葉は粘り強く対応し、最後まで岡山にゴールを許さなかった。その一方で、スピーディーにゴールを狙う攻撃を仕掛け、決定機で確実に決めきって5得点。今季のJ2リーグ戦の前半戦では決定力不足による得点力不足が目立ち、後半戦では得点数を増やす一方で失点が目立つ試合もあり、得失点差数は長い間マイナスの時期が長かったが、今節終了時点の得失点差数は+9と大きくプラスに動いた。
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