千葉のキャプテンでチームの精神的主柱であり、ディフェンスリーダーの鈴木大輔が、第35節・栃木戦での退場処分によって出場停止となって、今季のJ2リーグ戦で初めて欠場となった前節(第35節)の仙台戦。センターバックのコンビは佐々木翔悟、千葉に加入後初スタメンのメンデスとなった。ディフェンスラインのコントロールに少し課題は残したものの、メンデスのスピードを生かしたカバーリングや高さを生かした守備は目立っていた。また、佐々木はメンデスをサポートしながらの守備を見せる一方、田中和樹のロングスローから呉屋大翔、ドゥドゥの粘り強いヘディングのつなぎに反応し、左足のボレーシュートで彼自身のJ初得点でもある先制点をゲット。後半には左サイドへの佐々木のロングフィードから日高大とドゥドゥが連係して仙台の守備を崩し、呉屋が追加点を奪った。その後に交代出場の仙台の中島元彦に1点を返され、仙台にはCKから何本もヘディングシュートを打たれるピンチがあった。だが、仙台のシュートの精度不足にも助けられ、逆に後半のアディショナルタイムには相手との競り合いでマイボールにした小森飛絢が、ドリブル突破からのパスでゴール前に長距離のスプリントで入ってきた米倉恒貴のゴールをお膳立て。まさにチーム一丸となった戦いで3-1の勝利を収め、連勝を6に伸ばした。
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■明治安田J2リーグ 第12節 4月27日(土)仙台vs千葉(14:00KIC…
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