通算対戦成績は千葉の1分4敗、その5試合での千葉の得点数はわずか1と、千葉にとって非常に相性の悪い秋田と対戦した前節(第34節)だったが、千葉は試合開始早々の3分に髙橋壱晟のクロスからドゥドゥが先制点を奪うという、ある意味、意外な展開となった。ただ、その後もボールを保持して攻めたものの、千葉の小林慶行監督曰く「ボールを持たされて嫌な感じ」で、秋田の守備網をなかなか破れずに追加点が奪えない。すると、40分に千葉が前に出したボールをクリアされ、こぼれ球を秋田に拾われると、そこでプレッシャーをかけきれなかったため、パスをつながれてしまう。秋田がパスをつないでいくのに対して、千葉の選手の寄せが甘いなどの問題もあり、秋田の畑潤基に同点ゴールを許してしまった。選手交代で流れを変えようとする秋田に対応しつつ、勝ち越しゴールを狙う千葉は57分、髙橋の鋭いアーリークロスが秋田の髙田椋汰の足に当たってオウンゴールとなる。思いがけない形で2-1とリードした千葉は、終盤に連続で秋田に決定機を作られたものの、秋田の選手のシュートの精度不足、そして千葉の粘り強い守備もあって2-1のまま逃げきって勝利。今季初の4連勝、クラブ史上初のホームゲーム6連勝となった。
【仙台vs千葉】プレビュー:『際』の勝負…
■明治安田J2リーグ 第12節 4月27日(土)仙台vs千葉(14:00KIC…
読者コメント