○小林慶行監督
Q:今季初の4連勝、クラブ史上初のホームゲーム6連勝という、いい結果が出ています。サポーターもすごく喜んでいると思いますが、この結果を出したことに対する率直な感想を教えてください。
「自分たちの続けてきたことをしっかりと表現できている結果だと思います」
Q:前節(第34節)の秋田戦は、追いつかれた展開の中でも突き放したというところに、大きな意味があるのかなと思います。そのあたりを踏まえながら、改めて今週のミーティングではどんなことを話されたのか、教えていただけますか。
「ミーティングではもちろん自分たちのゲームのフィードバックで、一番は後半の相手の決定機のところだったと思います。そこをしっかりとみんなで共有して、どんなことが起きるとどんなことが起きるのか、でも、起きてしまった以上はどんな形で自分たちは対応していくのかというようなところの共有をしました。あとは今、自分たちが結果を出せていることの大きな理由として、俺はこういうプレーが考えられるというところをフィードバックしています。その中の1つとしては、途中から出てきたヨネ(米倉恒貴)が相手のディフェンスラインの選手が裏返されたボール、普通だったらGKへのバックパスだったり、そのDFの選手が前向きをパッと作って彼らの攻撃が始まるところを25メートルから30メートルのスプリントを思いっきり続けて、そこにプレッシャーをかけることによって彼らがタッチラインにシンプルに蹴り出した。そこで自分たちが敵陣深くでスローインを上げられたというランニング、この1本のランニングでどれだけみんなが助かっているかというような部分であったりとか、後半のアディショナルタイムのところ、90+4分だったと思うんですけど、自分たちが手前側のタッチ多淫のところから田中和樹が経ちラインぎりぎりのところから大きくクリアしたボール、もちろんクリアの質もすごく良かったですし、その中で90分、94分出続けている田中、ディフェンスラインの4人のラインアップのスピード、あとはそこからGKがボールを持った時のラインバックのスピード、そういうところで自分たちがずっと続けているようなことの質がしっかりできている結果です。それは自分たちのハードワークのところでもあるし、そういう部分がしっかりとおろそかにされずにピッチ上にいる全員で表現できているからこそ、結果がついてきているというような形でフィードバックはしました」
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