前節(J2第23節・甲府戦)では後半のアディショナルタイムでの新明龍太のプロ初得点でもある逆転ゴールで、2-1の劇的な勝利に歓喜した千葉サポーター。だが、今節は前節とはあまりにも対照的といえるショッキングな悲しい敗戦となった。15試合勝利なしで6連敗中の大宮との対戦だったが、今季は大宮にJ2リーグ戦の前回対戦(第12節)では1-0で勝ったものの、天皇杯2回戦では0-1で敗れていた。それだけに、天皇杯2回戦の借りを返したかったし、千葉は上位進出のためには連勝が必要不可欠だった。だが、ボールの保持率は高かったが、ボールを保持することが目的ではなく、シュートを打って得点するための保持だったにもかかわらず、前半のシュート数はゼロ。さらに、前節の失点で『一瞬の隙』を作ってしまわないように再徹底したはずなのに、前半の失点は大宮のスローイン時に守備で一瞬の隙を突かれたものだった。後半にCKのこぼれ球から日高大がスーパーゴールを決め、前節のように逆転できないまでも、せめて引き分けて勝点1を持ち帰りたかった。しかし、後半のアディショナルタイムに入ろうとする時間帯に、FKからのヘディングシュートをGKの新井章太がキャッチしようとしてファンブル。誰よりも先に反応した大宮のアンジェロッティに押し込まれ、1-2の悔しい敗戦となった。
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