千葉はまたしても今季初の連勝はできなかった。だが、立ち上がりはダイレクトパスを多用する山口のパスワークに前からの守備がうまくハマらなかったものの、修正を図って次第に流れを変えた。とはいえ、その状況下で山口にワンチャンスを確実にモノにされて失点。その場面の守備には複数の反省点、修正が必要なものが見られた。そして、反撃するも試合の終了時間が近づき、敗色濃厚となってきた90分、交代で今季初出場となった米倉恒貴が、気持ちのこもった素晴らしいシュートで同点弾をゲット。その後の米倉、椿直起、ブワニカ啓太の連続の決定機で逆転ゴールを奪えなかったのは痛かったが、追いついて得た勝点1は、総力戦だったことを考えれば、今後につながるものとして大きな『1』といえる。
今節の千葉のスタメンは、1-0で大宮に勝った前節(第12節)から3人の交代となった。風間宏矢に代わって今季初スタメンとなった髙橋壱晟がダブルボランチの一角に入り、前節はボランチでスタートした見木友哉が前節は風間が務めたトップ下に入った。そして、左サイドハーフが椿直起から末吉塁に、1トップがブワニカ啓太から出場停止明けの呉屋大翔に変わった。一方、今節の山口のスタメンは、1-1で山形と引き分けた前節(第12節)から2人の変更となった。インサイドハーフの左サイドが池上丈二から山瀬功治に変わり、3トップの左サイドが小林成豪から松橋優安に変わった。
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