※すでにキックオフ直前になっている状況でのプレビューとなってしまったことをお詫びいたします。
第11節・熊本戦では2-0から2-2に追いつかれて引き分けに終わり、試合運び、そして試合の終わらせ方という課題が改めて露呈した千葉。大宮と対戦した前節は、大宮のスタメン変更などによるボールの回し方の変化に対して、最初は守備がうまくいなかったが、試合中に修正を図った。熊本戦での反省点である球際や競り合いで粘り強く戦い、スタメンとなった風間宏矢の流動的なポジショニングでの攻撃の活性化もあって、次第にリズムを作れるようになった。前半の三木智也などの決定機はモノにできなかったが、53分に日高大のCKから鈴木大輔がヘディングシュートを決めて先制。その後は大宮の反撃にうまく対応し、3連敗中で調子が上がらない大宮のミスにも助けられながら、1-0の無失点勝利を収めた。田口泰氏が負傷欠場、呉屋大翔が累積警告による出場停止の上、他にもけが人がいる苦しい状況下での総力戦で、千葉は底力を見せて勝ちきった。
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