前節(第39節)では水戸に主導権を握られ、攻められる時間が長かった千葉。そして、水戸には4回の決定機があったものの、そのうちの3回は新井章太がスーパーセーブで失点を阻止し、千葉は粘り強く戦った。ただし、守備面だけでなく攻撃面も不調で、選手個々の状況判断とポジショニング、パスの精度という問題点に加えて、連係面もシュートに持ち込む過程でうまくいっていないところが見られた。攻守ともに課題だらけの一戦だったが、後半に選手交代を行ない、高木俊幸のパスを受けた交代出場のリカルド ロペスが、久々のスタメン出場の米倉恒貴がペナルティエリアに走りこんできたのに合わせてパスを出す。米倉は水戸の鈴木喜丈のファウルで倒されて形になり、千葉は得たPKを櫻川ソロモンがしっかりと決めて先制。その後の水戸の反撃に耐えて1-0の勝利を収め、J1参入プレーオフ進出圏内入りにわずかながらも望みをつないだ。
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