今季のJ2リーグ戦で後半戦の初戦だった前節(第22節)では、J1残留争いの渦中にあり、第18節終了後に霜田正浩前監督から相馬直樹監督に代わった大宮と対戦した千葉。試合の入りは決して悪くなかったものの、第21節・甲府戦と同様にセットプレーから失点してビハインドの展開となった。チアゴ デ レオンソが負傷で欠場となったが、スタメンのチャンスを得た櫻川ソロモンが前半のうちに同点ゴールを奪い、後半も押し気味に試合を進めたものの、あと『1点』が奪えずに1-1で試合終了。1失点だったとはいえ、前々節の問題点を修正しきれず、ボールを保持する時間は長く、試合を通して15本のシュートを打っていても、それに比例するほど多くの決定機は作れず、攻守両面で課題が改めて浮き彫りになった一戦だった。失点したあとに反撃しきれず、ズルズルとそのままの展開が続いて負けてしまうという一時期の千葉に見られた状態からは脱し、成長が見られたものの、J1昇格を狙うチームとしてはやはり物足りない内容と結果だった。
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