●為田大貴選手:
Q:(PK戦で6番目の後攻で蹴った時にループ気味のキックで決めたため)あれはなかなか蹴れないですよ。とっさの判断ですか。
「まあ、もうやろうかなと思っていた。まあ、俺が外したら負けだったし、そうならもうやろうかなあと思って」
Q:すごいですね(笑)。度胸がないとあれはできないですね。
「まあ、何をやっても外す時は決まっていますからね」
Q:それなら、自分がやりたいことをやろうと。
「そう。あれをやって入ったら、今日はもう勝つと思った。流れも、雰囲気も悪かったし、ちょっと」
Q:それは、試合展開的にっていうことですか。
「うん。…いや、別に俺らっていうよりかは、サポーターもね、すごく不満があったと思うし、まあ、ちょっとは笑って帰ったっしょ」
Q:清武功暉選手の得点につながったクロスについてはどうですか。
「ああ、今日はあの切り返しにメチャメチャ相手が引っ掛かっていたので。けっこう、4、5回ぐらいあったし」
Q:(動きが)キレていましたね。
「まあ、別に僕はいつもどおりというか、まあ、相手の右に持ち出した時の食いつきでもうできるっていうのはわかっていたし、まあ、そうですね、(青森の)GKがいいところに弾いてくれたっていうのもありますけど、まあ、あそこで自分のよさを出せたのはよかったかなと思います」
Q:けっこう相手もカウンター攻撃狙いで引いていたから、攻めるのもなかなか難しかったんじゃないかなと思っていたら、その中で先制点を奪われたから、さらに難しさが増したのかなと思うんですが。
「そうですねえ。まあ、(失点が)ちょっともう早かったし、まあ、相手はね、言ったらもうなんて言うんだろう、攻めてっていうか、もうあの1点を守りきる。あとはもう1点カウンター攻撃っていう状況ではあったので。まあ、僕のところで崩すしかなかったと思うし、まあ、そういう展開というはみんなが作ってくれるのはいつもそうだし、まあ、だからうまく仕事ができてよかったかなと思います。まあ、逆にあれだけドリブルで突破できて、最後のところ(クロスやシュート)はちょっと質が悪くなっていたりしていたので、まあ、そこは修正しつつっていう感じですね」
Q:途中からは右サイドのポジションにもなってプレーされていましたが。
「右はもういいっすねえ。あんまりドリブルの仕方もわかんないし、もう左で体ができちゃっているから」
Q:ちょっとやっぱりやりにくいですか。
「うん。なんかどこに(ボールを)置きながらドリブルするのかもよくわかんない。できればもうやりたくないですねえ。左でいいかなあ。まあ、(清武)功暉くんはやっぱりキックがうまいから、サイドチェンジだったり、クロスとか、足元もうまいからああやって起点になったりできますけど、俺はドリブルとか取ったらあんまりよさがないし、左だけで、まあ、これからは。これからはっていうか、これからもっていうのはありますね。監督も途中で気づいたんでしょうね。『あいつは右はできん』って。だから、(ポジションを)変えてくれてよかったです」
Q:今日はやりきりましたね。疲れたのではないですか。
「そうですねえ。J2リーグ戦と同じ形の展開にしてしまったっていうのはありますし。でも、こうやってJ1のチーム(G大阪)が大学生(関西学院大学)とかにこけている中、やっぱりこうやって最後のところで地力を見せられたのは、まあ、大きいと思いますし、結局、やっぱり勝つことが大事だと思うので、どんな相手でも、どんな展開でも、どんな試合でも。だから、それをプラスに捉えればいいんじゃないかなと思います」
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