真冬のような寒さが感じられた前日とはうって変わり、秋晴れとなった10月26日のユナイテッドパーク。陽射しは熱気を帯びていて、日向でじっとしていると暑く感じられ、練習取材が終わった頃には筆者の一眼レフカメラのボディーもレンズも少し熱くなるほどだった。
【写真】ミニハードルの障害物を越えるステップワークをしてから大久保裕樹との1対1を行なった菅嶋弘希。
ウォーミングアップなどを終えたあとに行なっていたのが、アジリティの要素があるステップワークのメニューをこなしてからの至近距離での1対1。GK陣が遠目の距離からのハイボールの対応などの練習をやっている間、フィールドプレーヤーは4グループに分かれて取り組んだ。メニューというべきかコースというべきか、練習グラウンドには4カ所、ミニハードルやラダー、ポールやスクエア状態で地面に置かれたロープなどの障害物を設置。選手のスタート地点はそのコースの両サイドで、中央にボールがセットされ、2人の選手はまず対面する形で障害物をクリアする。そして、そのあとに主導権を握る側に設定されたほうの選手がボールをマイボールにして、対面の相手をかわしてサイドへ抜けて行くというものだ。選手は一定回数行なうと違うコースに移動し、全4コースに取り組んだ。
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