壮絶な点の取り合いとなった一戦を制した千葉。『取り合い』になった一因には守備のまずさもあったし、終盤の試合運びのまずさもあった。だが、先制しながらも讃岐に二度リードを許し、大久保裕樹が警告2回で退場処分となった74分から10人と数的不利だったものの、ひっくり返して勝ちきった精神的な粘り強さは、今後の戦いにとって大きい。
今節の千葉は前節(第21節・大分戦)のスタメンから2人変更。7月6日の全体練習にいなかった近藤直也に代わって大久保裕樹がセンターバックの一角に入り、高橋壱晟に代わって今季初スタメンの羽生直剛がインサイドハーフの右サイドに入った。一方、讃岐は前節(第21節・長崎戦)から負傷欠場となったエブソンを含めてスタメンを4人変更。センターバックをエブソン&李栄直から岡村和哉と中島大貴に、左サイドバックを高木和正から武田有祐に、そして右サイドハーフを西弘則から前節はトップ下を務めた渡邉大剛に代え、前節はベンチスタートだった馬場賢治を原一樹との2トップで起用した。
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