東京Vと対戦した前節(第23節)は、相手にボールを持たれる時間帯もあったものの、試合開始早々の6分に田口泰士のFKから新井一耀がヘディングシュートを決めて先制。その後も、東京Vのサイド攻撃や千葉のディフェンスラインの裏のスペースを狙った攻撃に粘り強く対応し、決定機を作らせなかった。千葉はペナルティエリアに進入した秋山陽介がファウルを受け、それによって得たPKを37分に見木友哉が決めてリードを広げた。東京Vは後半開始時に2人の選手交代を行なうなど反撃を仕掛けてきたが、千葉は42分に田口のCKからのヘディングシュートは東京Vのマテウスにセーブされたが、そのこぼれ球にいち早く反応した新井一がシュートを決めて追加点を奪取。猛暑の中での試合で疲労もあったか、後半の半ば過ぎから東京Vの縦パスが前に入るようになると、選手交代で守備時は5バック気味になるように変更。後半のアディショナルタイムに入った直後、新井章太がボールを処理したあとに自分の首のあたりを蹴った東京Vのバスケス バイロンを両手で突き倒してしまって退場処分となるアクシデントが発生した。選手交代枠を使いきっていたため、GKを務めたチャン ミンギュの奮闘はあったものの、CKから失点して3-1の勝利となったが、後味の悪さが残った一戦となった。
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