何よりも勝利という結果を出し続けたい千葉にとっては、願ってもない連続無失点勝利となった。それも、岡山とのアウェイゲームは直近5試合で全敗、通算の戦績でも2勝6敗と相性の悪さがあるスタジアムでの勝利。今季、千葉は昨季までは無敗だった大分のホームスタジアムの大銀ドームで初めて敗れ(第7節でスコアは0-4)、そして、フクアリでは無敗だった東京Vに初めて敗れた(第30節で2-3)。これまでの相性のよさを覆された、それらの悔しい結果を振り返れば、逆に相性の悪さを払拭する結果を今節で出せたことは大きい。そして、いずれも1-0だった第12節・岡山戦、第13節・大宮戦以来の無失点での連勝だが、今回は2試合とも複数得点となり、第30節終了時点では-8だった得失点差を-2にまでプラス方向へ持って行けた。最終的な順位は得失点差の違いになることもあり得るだけに、その部分も好材料といえるだろう。
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