福岡のウェリントンを警戒して3-5-2システムで臨んだ前節(第36節)の千葉だが、ウェリントンのポストプレーからゴール前に飛び出した鈴木惇にゴールを奪われた。ラフにロングボールを入れても松田力とオナイウ阿道の2トップではボールが収まらず、ゲームメークが難しいスタメンと布陣だった。それでも水野晃樹のクロスからオナイウのシュート、松田のループシュートの決定機、さらに自陣の低い位置からパスをつないでペナルティエリアで田中佑昌のシュートという得点機は作った。だが、決定力を欠き、逆にチームのファーストチャンスをモノにした福岡に0-1で敗れ、千葉は7位に後退した。
J2リーグ第36節から中3日の開催の10月14日の天皇杯3回戦・神戸戦は、スタメンを2試合連続は大岩一貴と栗山直樹だけと大幅に入れ替えた。右サイドハーフの北爪健吾、右サイドバックの金井貢史は後半から位置を入れ替える工夫もして、サイドのスペースを突いて攻めた。だが、クロスを含めてラストパスが神戸の守備に阻まれるなど味方に合わず、決定機は後半のCKからの谷澤達也のヘディングシュート、田代真一のシュートの2回。守備陣の連係ミスで2度あったピンチは渡邉千真のシュートミスと岡本昌弘の好セーブでしのいだが、44分、ロングボールに反応した渡邉を栗山が抑えられず、カバーに行った大岩も渡邉を止められずに失点。このゴールが決勝点となって0-1で敗退となった。
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