好調時にはしっかりとやれていた攻守をやりきれなかった千葉にとって、自滅と言える一戦だった。今節のシュートはわずか5本で3回の決定機を全て得点に結びつけた北九州は、3試合連続無得点での3連敗だったチームとは思えない決定力の高さを見せた。だが、それは北九州のここぞという『勝負所』の場面での千葉の守備の脆さもまた示している。その一方で、千葉はシュート25本で決定機は8回ほどあったが、得点は0-3の状況下で猛攻を仕掛けた中での90分の大岩一貴の1点のみ。確かに北九州のGK鈴木彩貴は再三ファインセーブを見せて失点を阻止した。だが、千葉の決定機のうち2回は中村太亮の直接FKで、1回は水野晃樹の直接FK。それ以外の決定機を見ても、試合開始早々の4分のファーストチャンス以外は、北九州の守備を崩したものとは言えなかった。
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