今節の試合取材でフクアリに向かう途中、筆者の目に入ってきたのは、巻誠一郎、そして深井正樹のサイン入りのレプリカユニフォームをそれぞれ着用していた2人の男性の後ろ姿だった。それ以外のかつての千葉(市原時代を含む)レプリカユニフォームやレプリカシャツを着用し、フクアリに観戦に訪れたサポーター、ファンの姿も多く見かけたし、試合取材を終えてJR蘇我に向かう時には、2013シーズンのレプリカユニフォームを着用した女性の姿を見かけた。前節の試合後、小林慶行監督がより多くの千葉サポーターに選手を後押ししてもらうべく発した言葉を受け、もちろん多く観戦に来た仙台サポーターの人数も含まれていたとはいえ、今節はコロナ禍を経て初の1万人を超える13,686人の観客がフクアリに集まった。そのサポーターの期待に応え、攻守の課題はもちろんあったものの、千葉は攻守でやるべきことを貫いて勝利を獲得。連勝を6に伸ばし、前節終了時点で5位に浮上した。
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