山形と対戦した前節(第30節)の千葉は、14本のシュートを打ちながらもシュートの精度不足などで決めきれず、逆に試合を通してシュート3本だった山形に後半で唯一のシュート、直接FKを決められて0-1で敗れた。失点シーンはファーポスト側の壁となった小林祐介がFKに対して反射的に動いたところ、左肩に当たったボールがゴールインとなったもの。小林に当たらずにいたら、シュートコースにポジションをとっていたGKの鈴木椋大は対応できていたと思われ、非常に不運な形の失点だった。もちろん無失点で試合を終えられれば良かったが、それよりも問題なのは決定力不足でノーゴールだったことだ。最近の試合では複数得点の試合も続き、決定力不足は解消された感があったが、やはり相手の守備やその試合での千葉の攻撃の工夫やアイデアの問題、そして選手個々のラストパスやシュートの精度によって、結果が左右される割合が大きいようだ。今節ではそういった細部を突き詰め、より精度の高いシュートシーンを作って得点できるかが鍵となる。
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