千葉サポーターにとっては、嬉しい意味で戦前の予想を覆す試合結果となったのではないだろうか。清水との死闘となった第26節は2-2と引き分け、攻守の手応えを得ながらも勝ちきれなかった悔しさを味わった千葉。今節では第26節・秋田戦が秋田の豪雨被害によって中止・延期となり、ほかのチームよりも消化試合が1試合少ないながらも2位の磐田に勝点差7で首位に立つ町田と対戦した。その町田は25試合を終えての失点数が17とJ2リーグ最少。前回対戦(第19節)の千葉は、優位に戦って決定機を作る時間帯もありながら、課題の決定力不足を露呈し、町田の球際の激しい守備の前に無得点で終わった。そして、5分と表示された後半のアディショナルタイムに2失点して0-2で敗れたのだが、雪辱を晴らすべく臨んだ今節で町田から得点するのは容易ではないと思われた。
しかし、10分に高木俊幸のFKから鈴木大輔が先制点を奪い、28分には小森飛絢がPKで追加点をゲット。72分に1点を返されたものの、直後の73分に見木友哉がミドルシュートを決めて町田を突き放し、町田は今季初の3失点となった。千葉は試合を通して町田の攻撃に粘り強く対応し、さらに狙った追加点は取れなかったものの3-1と快勝した。
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