前節(第26節)では、第25節終了時点では3連勝中でJ1昇格プレーオフ進出圏内の6位につける清水と対戦した千葉。15分と早い時間にクロスのクリアボールを清水の神谷優太に拾われ、見事なシュートを決められて失点。しかし、そのわずか2分後にはバイタルエリアでフリーになってパスを受けた見木友哉がシュートを打つことを選択。ミドルシュートは相手に当たってゴールインというラッキーな形ではあったが、シュート、そして得点に対する積極的な姿勢による判断が奏功した。前半はうまく試合に入った清水が主導権を握ったが、後半は修正を図った千葉の入りが良かった。47分、ロングスローの流れから日高大のロングボールを鈴木大輔がヘディングし、これを拾った小森飛絢がうまくバックステップしてシュートを決めて逆転ゴールを奪取。だが、逆転した勢いに乗った時間帯に追加点を奪えず、選手交代で状況を変えようとした清水が次第にペースをつかむ。すると、サイド攻撃から最後は交代出場のベンジャミン コロリにシュートを決められ、同点ゴールを許してしまう。その後の攻め合う展開の中、より決定機を多く作ったのは清水だったが、試合を通して鈴木椋大が何度もビッグセーブを見せ、2-2の引き分けに終わった。
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