千葉にとっては本当に久しぶりの『フクアリ劇場』といえるような逆転勝利だった。甲府は公式戦7連戦の3試合目ということで、エースのピーター ウタカがベンチスタートとなるなど、直近の公式戦(6月28日開催の第21節・磐田戦)から8人のスタメン変更で臨んでいた。それでも甲府は勝負強く、したたかな戦いぶりは変わらず、千葉が得たPKでの先制点奪取のチャンスの場面では、見木友哉のPKを甲府のGKの河田晃兵がファインセーブ。前半は千葉がボールを保持して優位に戦う時間が長い中、甲府は千葉の守備の隙と甘さを突いて28分に先制する。しかし、そのわずか3分後、左サイドからの崩しで最後は小森飛絢が同点弾をゲット。後半は疲労やミスからオープンな展開となる状況下で、90+1分、動き出しでフリーになった交代出場の新明龍太を見逃さずに見木がパスを出す。うまくシュートを決めた新明のJ初得点で、千葉が2-1と今季初の逆転勝利を収めた。
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