勝負強いチームとの差を痛感させられた敗戦だった。大怪我などの情報がクラブから出ていないため、コンディションの問題や戦術的な理由などで、最近の試合でのスタメンやベンチ入りメンバーが複数欠場となった一戦。それでも、千葉は前節(第18節)終了時点で2位の東京Vに勝点差6をつけて首位に立つ町田を、後半のアディショナルタイムに入るまで無失点に抑え、勝ちきれないまでも勝点1を得られそうな戦いをしていた。しかし、ここぞというところで勝負強いチームはやはり違った。千葉が見せた隙を見逃さず、90+1分、千葉が重要なポイントとして警戒していたはずのクロス攻撃から先制点を奪取。さらに、同点ゴールを奪えない千葉を尻目に、90+6分に町田は追加点までも奪った。今季初スタメンの選手や出場機会が少ない選手が奮闘を見せ、得点力不足という攻撃面の課題は引きずりながらも、守備で検討していた千葉だったが、最後は町田の決定力にやられて力尽きての敗戦。J1自動昇格を狙い、それが実現可能な目標として戦うチームとは大きな差があることを思い知らされた0-2の敗戦となった。
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