第15節から甲府、清水、栃木との対戦だった3連戦をすべて1-0で勝って今季初の3連勝を達成し、このまま上昇気流に乗れるかと思われた千葉。だが、仙台と対戦した前節(第18節)では、後方からのビルドアップでGKとディフェンスラインのボール回しにボランチの小林祐介が絡むところで、新井章太の小林へのパスがミスのようになって合わずにボールを奪われ、そこからの攻撃を止められずに失点した。さらに、前半のうちにサイド攻撃からのマイナス方向のグラウンダーのクロスでシュートを決められ、連続失点してしまう。前半のうちに日高大が直接FKを決め、彼にとっての千葉への移籍後、そして今季の初ゴールであり、J2での初ゴールで1点差に詰め寄ったが、千葉は後半に得点することができなかった。サイド攻撃を仕掛けても、仙台の守備もあってクロスを上げられなかったり、クロスの精度を欠いたりしてフィニッシュでなかなか終われない。サイドでも、後半には中央でもディフェンスラインの裏のスペースを狙う攻撃も仕掛けたが、ここでも仙台の守備をかいくぐることができない。結局、1-2で敗れて連勝は3で止まった。
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